● キアンコウが美味
 アンコウの種類は多いのですが、食用では南日本で良くとれる「アンコウ(クツアンコウ)」と北日本に多い「キアンコウ(ホンアンコウ)」があり、当地域では両方がとれますが「キアンコウ」の方が美味しいとされています。どちらも形は似ていますが「アンコウ」の口の中は黒く体色は灰褐色であり「キアンコウ」は口の中は白っぽく体色は黄褐色であるのが特徴です。

● 大きい方が美味
 アンコウは大きい方が味が良く、10kg以上のアンコウがもっともおすすめです。オスは大きくならず大物級はほとんどがメスで、冬期にはとくに脂が乗り肝臓(キモ)が肥大して美味しくなります。2月下旬頃より卵巣(ヌノ)がふえます。

● 切り身の選び方
 一般に市販されている切り身の場合は、皮色が暗黒褐色で弾力と光沢があり、身肉は桜色で透明に近いものを選びましょう。輸入の冷凍物もありますが、地場産の生物よりはるかに味は落ちますので原産地表示も注目してください。
 肝臓(キモ)なども珍味なので、正肉ばかりでなく『アンコウの七つ道具』も混ぜて買ってくるとよいでしょう。




   




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