ゴールは日本海。新潟県糸魚川市のサイクルイベント「グランフォンド糸魚川」

ありがとう!の感謝をこめて

(グランフォンド糸魚川終了にあたり)



 振り返ると晴れの日より、雨や風の日が多かったような15年間・・・
 ご協力いただいた皆様には、ほんとに「ありがとう」と感謝の気持ちで一杯です。
 思えば第1回・・・走る楽しさの共有? 地域活性? 不安と達成感? 様々な思いでスタートしたのですが、あれ程荒れた天候になるとは思いも及ばず、次回以降悪天候に怖いものなし!良くも悪くも「日々精進・毎年が実践修正」の積み重ねだったと思っております。  
 また、皆様からのご意見や掲示板投稿が私たちの刺激や反省、時には羅針盤となって次の運営に生かされました。
 思えば、掲示板も今でいう「炎上!」状態となり「だったら参加するべきでない」等参加する皆さんの方が熱くなった時代もありました、これらは代表が言う「参加者自らが作り運営する大会」に少しは近づき育ったのかもしれません。
 15年間、個々大会運営の中では失礼や至らぬ点も多くあったと思いますが、エイドと声掛け、そして運営の基軸(豪雨でもやりきる・参加者皆で大会を作る・自己責任自己管理)を大切にしてきました。これらは、あくまで「グランフォンド糸魚川」のオリジナルであり、当然文書発送や受付、運営、片付けまで全て私たちの手で自ら行ってきました。
 明らかに15年の歳月が流れ、確実に皆15の歳を重ねました。
 様々なご意見をいただく中、複雑な思いではありますが、いつかは終演を迎えるわけで「ここらが潮時・・・かな」として、今回私たち実行委員会が行う最後の大会にこの度、設定させていただいた訳です。実行委員会メンバーも個性豊かな仲間たちです、十人十色の個性がどこかでまとまるわけで、人間社会の縮図のようなもの、所詮人を繋ぎ、人を動かし、感動するのも、皆「人がなす業」なのかもしれません。その財産を大切にして皆さんも次なるステージに向かいましょう。実際に実走された皆さんはもとより、ご支援ご協力いただいたすべての方々に感謝し、皆で作った「グランフォンド糸魚川」の15年間を誇りに思います。本日ここに最後のお礼と言葉に代えさせていただきます。
 長い間ほんとに、ありがとうございました。

2019年12月吉日  グランフォンド糸魚川実行委員会一同

糸魚川地域には事業継続の新しい動きもあります。糸魚川グランフォンドの第2ステージが展開されましたら、意のある方々のご参加ご協力をお願いいたします。資料は、こちら